老人ホーム選び「重要事項説明書」の9つのチェックポイント

家族を老人ホームに入れるなら
信頼のおける老人ホームを選びたいと誰もが思いますよね。
老人ホームを何件か見学に行っただけではわからないことも多くあると思います。

老人ホームを選ぶ基準というのも
様々ですよね。
住み慣れた街なのか
家族がそばにいてふらっと立ち寄れる場所にあるのか
ホームに支払える入居金なのか
住みやすい環境なのか

いろいろなこだわりもあって入居を決めることだろうと思います。




気になる老人ホームがあったら見学に行き
リサーチするというのも必要だと思います。

ホームで働く職員の質もものすごく大切ですよね。
職員の教育をどのようにしているのかも
直接介護を通じて関わっていくわけですから
川崎のホームのような事件があると
家族は心配にもなりますよね。

見学はいかれるでしょうが
見学の際に「重要事項説明書」を見せてもらうことをおすすめしたいと思います。

「重要事項説明書」というのは
事業主、サービス内容、利用料金など、
できれば最初に確認しておきたい項目が、記載されており
契約を結ぶ際に契約書と一緒に必ず説明される書類のひとつです。

老人ホームでは、契約書と合わせてこの「重要事項説明書」
を入居前に説明する義務があります。
また、入居希望者から要望があればこの重要事項説明書を提示しなければなりません。

重要事項説明書の内容
1. 母体の事業主
法人等の種類や、同事業主が展開している他の介護サービスなどがあれば確認ができます。

2. 有料老人ホームの形体
介護付き、介護付き外部サービス型、特に介護付きなのか介護は外部サービスなのかも重要になります。
※外部サービス付きの老人ホームは入居金など安く設定されておりいざ入居してみると1介護につき料金が発生してしまうため
割高になるケースもあるというのも
覚えておく方がいいでしょう。
また住宅型なのか健康型が明確に記載されています。

3. 建物、設備について
・ 建物の構造(鉄筋コンクリート、鉄骨、木造)が記載されています。
・ 消防用設備としてのスプリンクラーや消化器の有無、耐火建築物であるか否かの表示もあります。
  ※スプリンクラーや消火器などがついていない場合は無認可のホームです。
・ 建物の大きさ、タイプ別に居室の広さなどが記載されています。
・ 共有スペースとしての食堂、浴室、介護浴槽、エレベーターの有無なども記載されています。

4. サービス内容
・ 運営に関する方針、サービスの特色が明記されています。
・ 入浴、排泄、食事などの介助や健康管理などのサービスが行われているかの記載もあります。
5. 医療機関との連携

どの病院と連携をとっているのか、又は施設として入退院の付き添いや通院の介助などを行っているかが記載されています。
※ここもチェックポイントとなります。
6. 入居に関する要件
入居対象となる要件と、解約の対象となる場合の内容が記載されています。
体験入居の受け付けているかなども確認できます。

7. 利用料金について
・利用料金の支払い形態や利用料金の内訳が細かく記載されています。

※但し、明確な利用料金は身体状況や居室のタイプでお一人おひとり違うため、契約前では金額の記載が無いでしょう。その場には、重要事項説明書をご覧になりながら、暫定で利用料金を説明してもらいましょう。

8. 職員の人数について

職員の人数や社会福祉士、介護福祉士、介護支援専門員などの有資格者の人数も記載されています。

9. 入居者の状況について

実際に入居されている方の年齢や要介護度、人数が記載されています。

例えばですがこの数字から、自立や要支援の方が多ければ活動的な雰囲気がイメージできますし、
要介護度の重い方が多いようであれば静養的で介護要素が大きいと想像できます。

また入居期間の長い方が多いということは、健康管理などが行き届いているともいえます。

重要事項説明書が確認できれば、その施設の基礎部分を理解することができます。
私たちが住まいを選ぶ時に、建物の土台から隣人の様子も知りたいのと同じ様に、
これからの人生を過ごしていく住まいとして、選ぶ段階で是非確認していただきたいと思います。

【マネーの達人より】

そのほか気にしていただきたいのが
職員の対応です。

明るい挨拶ができて笑顔ができていれば
そういう教育も受けているでしょうし

掃除が行き届いていれば
「気配り」のできている施設だと思ってもいいと思います。
玄関にゴミが落ちていたり尿臭がするような施設では

職員自体も「気配り」ができる余裕がないかもしれません。
小さなことですがその小さな事すらできていないような施設は
安心できない要素も隠されていると思います。

また他ご利用者さんの表情も重要で笑顔がでているかどうかも重要です。
ただただ座らせているだけの施設もありますので
気にかけてあげてください。



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